お金を「増やす」より「育てる」へ。女性のためのやさしいNISAと投資の始め方

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お金を「増やす」より「育てる」へ。女性のためのやさしいNISAと投資の始め方

“投資”という言葉が怖かった頃の私へ

正直に言うと、昔の私は“投資”という言葉が大嫌いでした。
「怖い」「難しそう」「結局お金持ちしか得しない」――そう思ってたんです。
副業を始めたばかりの頃なんて、
「増やすなんて贅沢、まずは生きるのが精一杯」って感じでした。

それに、私は過去にお金で痛い目を見てる。
副業詐欺で20万円を失ったあのとき、
“もう二度と、お金に夢なんて見ない”と決めたんです。
だから“投資”なんて聞くだけで心が閉じていました。

でも、現実っておもしろい。
お金のことを守るようになって、整えるようになって、
少しずつ見えてきたんです。
「お金を増やす」ことって、誰かを信じる話じゃなくて、未来の自分を信じる話なんだって。

お金を使うことも、貯めることも、育てることも、
全部「自分とお金の信頼関係」の延長にある。
それが分かったとき、私は初めて“投資”という言葉にやさしさを感じました。
「怖い」じゃなく、「育ててみよう」って。

お金を預けるんじゃない。
未来の自分を信じる練習をしているだけ。

“増やす”じゃなく“育てる”という考え方

よく「投資でいくら増やした」とか、「利回り何%」とか、
数字の話ばかりが目立つけど、
本来の投資って“時間と信頼の積み重ね”なんですよね。

短期間でお金を増やそうとするほど、焦りが出る。
焦りが出るほど、判断がぶれる。
それはお金との信頼関係を壊す行為なんです。
お金は“無理やり増やそう”とすると逃げていく。
でも、“時間をかけて育てよう”とすれば、ちゃんと応えてくれる。

だから私は、“投資=育てる”と考えるようになりました。
毎月少しずつ積み立てて、
お金が時間の中で育っていくのを見守る。
それはまるで、植物を世話するような感覚です。
焦らず、比べず、水をやるように淡々と続ける。
お金にも、安心して育てられる環境が必要なんです。

たとえばNISAは、その環境をつくるための仕組み。
税金の優遇があるからお得、だけじゃなく、
「コツコツ積み重ねる人」を応援するための制度なんですよ。
国が「育てる人」を支える仕組みを作ってくれている。
これって、実はすごく希望のあることなんです。

派手に稼がなくてもいい。
ただ、今日も未来のために1,000円を積み立てる。
その小さな行動の積み重ねが、
“現実を動かす力”になる。
投資は、お金の背伸びじゃなく、現実の一歩。

投資は、お金の背伸びじゃない。
時間との信頼関係。

NISAで始める“未来貯金”の現実

最初にNISAの話を聞いたとき、私は正直こう思いました。
「なにそれ、またお金持ち向けの制度でしょ?」って。
でも調べてみたら、ぜんぜん違った。
“少額からでも、未来を信じる練習ができる制度”だったんです。

NISA(ニーサ)は「少額投資非課税制度」といって、
投資で得た利益にかかる税金(約20%)が、まるごと非課税になる仕組みです。
つまり、国が「コツコツ投資する人を応援しますよ」と背中を押してくれる制度。
これ、実は“貯金の次に来る現実的なステップ”なんです。

NISAには大きく2つの枠があります。
ひとつは「つみたて投資枠」
毎月少しずつ、長期で積み立てていく方式で、初心者向け。
もうひとつは「成長投資枠」
投資信託や株など、もう少し自由に選べる枠。
どちらも、2024年から“新しいNISA”として永続化され、
「非課税期間が無期限」「投資上限も拡大」と、かなり使いやすくなりました。

──でも、私は最初、NISAを「制度」としてじゃなく、
“未来貯金”として始めました。
「今の私が未来の私に仕送りをする」そんな気持ちで、
毎月5,000円からスタートしたんです。

最初の半年は、正直ドキドキしました。
ニュースで「株価が下がった」と聞くだけで、
「え、私のお金大丈夫かな…」って不安になった。
でも、1年・2年と続けていくうちに分かってきたんです。
お金って、焦らずに信頼して待てば、ちゃんと育つ。

投資信託って、短期では増えたり減ったりを繰り返します。
でも、長く積み立てれば、時間の波がやわらいでいく。
20年スパンで見れば、波は平均化されて、結果が積み上がる。
金融庁のデータでも、長期・分散・積立の組み合わせは、
ほとんどのケースでプラスになると示されています。

たとえば、毎月1万円を年利3%で20年間積み立てたら、
元本240万円が、約326万円に育つ(※税引き後)。
一気に儲ける話じゃない。
でも、時間を味方につけることで「お金が働く感覚」を持てる。

そして、これは私の実感だけど、
NISAを始めて一番変わったのは“心の使い方”でした。
浪費を減らそうとか、節約しようとか、そんな努力じゃなくて、
「この1,000円は未来の私に送ろう」って考えるようになった。
お金を“怖がる対象”から“育てる仲間”に変えられた。

投資=挑戦じゃなくて、投資=信頼
リスクの意味を理解して、
自分のペースで小さく始めることが、いちばんの成功なんです。

投資は、未来への仕送り。
焦らず、信頼して、見守ることから始まる。

参考:
金融庁|新しいNISAについて
日本証券業協会|投資の基礎知識

初心者女性がやりがちな“怖さの勘違い”

投資を始めようとすると、必ず出てくる感情。
それが「怖い」です。
SNSで「損した人の話」を見たり、
「元本割れ」という言葉を聞いただけで、心がざわつく。
私も最初の頃は、「もし減ったらどうしよう」と何度もアプリを開いてました。

でも今なら分かります。
怖さ=失敗のサインじゃなく、“守りたい”という優しい感情なんです。
怖いのは、“お金を大事に思っている”証拠。
だからこそ、ちゃんと理解しようとしている。
それって、すごく健全なスタートなんですよ。

多くの人が間違えるのは、
「投資=ギャンブル」「損=悪いこと」という考え方。
でも、本当の投資は“波と付き合う”ことなんです。
波があるから、時間を味方につける意味がある。
上がったり下がったりする中で、少しずつ平均化されていく。
それを理解していれば、怖さは“知識の欠片”に変わります。

たとえば、私が最初に買った投資信託は、
3ヶ月目でマイナス5%になりました。
「やっぱり向いてないかも…」と焦ったけど、
そのまま積み立てを続けて1年後にプラスになっていた。
怖さに耐えた時間が、“信頼を育てた時間”だった。

お金の世界って、“短期の結果”にすごく注目されやすい。
でも、本当に見るべきは「長期で信頼できるか」
人間関係と同じで、
一度トラブルがあったからって、その人を一生信じないわけじゃないですよね。
お金も同じ。
一時的に下がったからといって、裏切られたわけじゃない。
時間をかけて関係を築くことで、結果は自然と安定していく。

そして、怖さのもう一つの正体は「知らなさ」です。
“リスク”という言葉を、
「危険」と勘違いしている人が多いけど、
本来リスクは「変動の幅」という意味。
リスク=不安ではなく、ただの性格の違い。
株式は元気なタイプ、債券は落ち着いたタイプ。
あなたの性格に合う“お金の性格”を選べばいいんです。

怖い気持ちを消す必要はない。
むしろ、その怖さを持ったまま始めた人の方が、続けられます。
慎重さは、投資における最大の武器。
「怖い」は、現実を見ている証拠。
だからこそ、焦らず、ゆっくり知っていけばいい。

不安の正体は、「知らなかった自分」。
知れば、投資は怖くなくなる。

目的がある投資が、いちばん続く

投資を続けられない人の多くは、「なんとなく始めた」人です。
“増えたらラッキー”とか、“周りがやってるから”とか。
でも、それだとちょっとした波で心が揺れてしまう。
軸がない投資は、感情に流されやすい。

私が投資を続けられるようになったのは、
「誰のためにお金を育てたいのか」が明確になったから。
それは、自分の未来のためでもあり、
“大切な人を安心させたい”という想いでもありました。

たとえば、私がNISAを続けている理由は3つあります。
ひとつは「働き方を自由にするため」。
もうひとつは「将来、親に小さなプレゼントを贈れる自分でいたいから」。
そして最後に、「“もしもの時”に、泣かずに立てる自分でいたいから」。
どれも、“お金そのもの”より、“生き方”の話なんです。

人は、感情のない目標より、“想いのある目的”の方が強い。
数字じゃなく、“誰かの笑顔”を支えるために積み立てる。
そんな投資は、途中でやめられないんです。

たとえば、将来の自分に“時間の自由”をプレゼントする。
そのために、毎月5,000円を積み立てておく。
数年後、自由な選択をできる自分がいたら――
それって立派なリターンですよね。
投資の目的は、「増えること」より、「選べる自分になること」。

もうひとつ大事なのは、目的を“見える化”すること。
私の場合はノートに書いています。
「これは未来の“安心費”」「これは“やりたいこと貯金”」。
そうやって、お金に役割を与えると、
投資は単なる数字の管理じゃなく、“現実の計画”に変わります。

目的があるお金は、ぶれない。
迷ったときに“何のために始めたか”を思い出せば、
焦りも不安も、ちゃんと落ち着いていく。
それが、長く続けるための一番のコツ。

お金は、夢を現実にするための通訳者。
想いがあるお金は、ぶれない。

お金を信頼する=未来の自分を信頼すること

お金を育てるようになって、
一番変わったのは「未来を見る目」でした。
昔の私は、いつも「今どうにかしなきゃ」で精一杯。
未来のことを考えると、不安でしかなかったんです。

でも、毎月コツコツとお金を積み立てるうちに、
「未来は“怖いもの”じゃなく、“育てるもの”なんだ」と思えるようになりました。
それは数字が増えたからじゃなくて、
自分が“未来を信頼できる自分”になったから。

NISAを始めた頃は、チャートの動きに一喜一憂してました。
でも今は、下がっても怖くない。
むしろ、「この時間が育ててくれる」って思える。
お金を信じるって、未来を責めないってこと。
今の自分を責めるより、“この先を信じる”ことのほうが、
ずっと現実的で、やさしい生き方だと気づきました。

思えば、私はお金に裏切られたと思っていたけど、
本当は“自分が現実を信じられなかっただけ”なんですよね。
信頼って、一方通行じゃ育たない。
お金も同じ。
信頼して扱えば、ちゃんと応えてくれる。
お金に信頼される人は、未来に愛される人。

未来を信じるって、希望的観測じゃない。
「私は大丈夫」って思い込むことでもない。
現実を理解した上で、それでも信じる選択をする
それが、現実派ロマンチストの生き方だと思います。

投資は、自分を信じるリハーサル。
積み立てたお金を見ながら、
「ここに、私の努力が息づいてる」って思える。
そんな自分を、少しだけ誇りに思ってほしい。

お金を信頼することは、
未来の自分を信じること。
それが、現実をやさしく変える第一歩。

現実は甘くない。
でも、信じて積み重ねたお金は、
未来のあなたを、ちゃんと守ってくれる。
── No Sugar Life / 橘もえ

 

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